教えてセキスイハイムさん! 子育て世代にも人気「平屋建て」モデルルーム見学のコツとポイント
は「構造作り」とも言われるように、まずはその家がどういった構造なのかちゃんと知ったうえで、話を進めるようにしましょう。
内装は後でも変えられますが、唯一変えられないのは、構造(中身の部分)なんです。たとえば、この内装飽きたな……と思えば、20年後にでも変えられます。しかし、柱をぶちぬくなど構造部分を変えようとすると、大掛かりな工事になり、莫大な費用が発生してしまいます。
――「わー!素敵」で選んでしまったら、あとで大変なことになりますね。
高柳さん:はい。モデルルームが少々遠い場所にあっても、実際に足を運んで、担当者に家の構造を確認し、しっかり把握しておくことが重要です。
高柳さん:それから、メンテナンス性も大切です。
最初は安く住めるようでも、10年ごとに外壁の塗替えが必要だったり、屋根のメンテンスが必要だったりします。初めは少しお金がかかりますが、メンテナンスフリーの外壁や屋根を使っておけば、長い目で見て安上がりになる場合も多いんですよ。モデルルームを見学するときは、屋根や外壁のメンテナンス費用についても質問するようにしましょう。
――ちなみに、平屋だと、メンテナンス費用も高くなるのでしょうか?
高柳さん:外壁の塗替えをする場合、平屋は2階建てと違い「足場」