都市ガスは果たしてお得なの?料金制度やメリット・デメリットをご紹介
【違いその1】原料プロパンガスの主な原料はプロパンやブタンですが、都市ガスの原料はメタンです。メタンは空気より軽い性質を持っており、冷却して液体化すると体積が気体の600分の1になります。そのため、都市ガスはひとつの施設で広域にガスを供給することができ、事業者の数を比べると都市ガスのほうが圧倒的に少ない傾向にあります。【違いその2】普及率近年の日本では都市ガスの整備が進み、かつてと比べると都市ガスの普及率は上昇しました。それに伴ってプロパンガスの普及率は減少しており、2013年の時点では都市ガスの普及率は53%、プロパンガスは44%とされています。普及率が半数を超えており、さらに普及する可能性がある都市ガスに関する知識をつけておけば、今後の生活で役に立つかもしません。【違いその3】使用されるガスの種類プロパンガスで使用されているガスは、日本全国で統一されています。それに対して都市ガスでは複数のガスが使用されており、地域によって供給されるガスの成分が異なります。
ガスの主な種類としては、「13A」や「5C」などが挙げられるでしょう。上記のガスの名称は、冒頭の数字が発熱量を表しており、末尾のアルファベットは燃焼速度を表しています。