村野藤吾の「CHIYODA SOFA」との出会いから始まった、日本のモダンデザインを紐解くスペシャルサイトがオープン
色褪せることないマスターピースの数々をいまに届けたい、その想いから2007年に「CHIYODASOFA」(写真上)が復刻されました。村野藤吾が千代田生命保険相互会社本社ビル(現目黒区総合庁舎)の役員室のためにデザインしたソファです。そこから「JAPANESEMODERNMASTER(JMM)」は始まりました。
#01建築家・村野藤吾
JMMのプロジェクトが始まったきっかけのひとつである村野藤吾の「CHIYODASOFA」。このソファのルーツである千代田生命保険相互会社本社ビル(現目黒区総合庁舎)は、写真家・鈴木理策氏の撮り下ろしです。映し出されたのは、この建築に込めた村野の思いを読み取り、導かれるかのように建物の中へ歩を進めながら、鈴木氏が捉えていった、村野の思想、そこに流れる時間、そして空気。下記JMMスペシャルサイトで公開されています。ぜひご覧下さい。
JMMスペシャルサイト
http://www.idee.co.jp/jmm/
鈴木 理策(すずき りさく)
1963年和歌山県生まれ。主な個展に2007年「熊野雪桜」(東京都写真美術館)、2015年「意識の流れ」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、東京オペラシティアートギャラリー)