くらし情報『不貞行為って結局どこから…?弁護士に聞いてみた。』

不貞行為って結局どこから…?弁護士に聞いてみた。

他の異性との性交渉を推認するに足りる十分な状況が認められる場合には不貞行為があったと認定される場合があります。例えば、ラブホテルに2人で入ってしばらくの間(目安として2時間程度)出て来なかった場合などですね。

大人の男女がラブホテルに行く目的は一つなので、ラブホテルにしばらく滞在したという事実は不貞行為の存在を強力に推認させることになります。

◆3:風俗は1度だけなら不貞行為とは認められない?
理崎先生)

たとえ風俗でも、他の異性との間で一度でも性交渉を持てば不貞行為になります。上記のとおり、不貞行為とは、配偶者のある者が、配偶者以外の者と「性的関係」を持つことなので、その目的が本気か遊びか、相手がプロか素人かは関係ありません。

■Q:1回限りの不貞行為は裁判では離婚事由と認められないことが多い?

A:例え酔っ払った状態でも不貞行為になります
例えば酔っ払った状態で一度だけ、配偶者以外の異性と肉体関係を持ったとしても、それは不貞行為ですが、離婚裁判において不貞行為を離婚事由として認めてもらうには、ある程度継続的に不貞行為を行っている事実がなければ難しいでしょう。ただし、1回だけの不貞行為であっても、それによって夫婦関係が悪化し、修復困難な状態にまでなった場合には、離婚理由になり得ます。

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