会社設立時の必要書類まとめ!作成方法・申請の手続きetc.をFPが詳しく解説!
【会社設立手続き①】定款を作成する
会社を設立するには、会社の基本ルールを定めなければなりません。この会社の基本ルールを文書または電磁的記録にしたものが定款(電子定款)とよばれるものです。
定款は発起人が自由に作れるものではなく、会社法に従って作成されなければなりません。定款には以下の内容が記載されます。
絶対的記載事項
- 商号(会社名)
- 目的
- 本店所在地
- 設立に際して出資される財産の価額、その最低額(資本金)
- 発起人の氏名または名称及び住所など
相対的記載事項
任意的記載事項
定款が作成できたら発起人の個人の印鑑で押印し、これを公証役場提出用、法務局提出用、自社保管用の3部製本します。
【会社設立手続き②】定款認証を受ける(株式会社の場合)
定款を作成したら、次に会社の本店所在地を管轄する公証役場で定款の認証を行います。公証役場において、定款が法律に従って適正に作成されたことを公的に証明してもらいます。公証役場では以下のものが必要になります。
- 定款:3部
- 発起人(出資者)全員の実印
- 発起人(出資者)