人気K-POPアイドル・SEVENTEENスングァンも愛読!自費出版から異例のロングセラーエッセイが待望の日本上陸
◆「はじめに 日本語版刊行に寄せて」より
私は広い海を渡らなければみなさんに会えない異邦人ですが、同じ気持ちで、同じ空を見上げていると信じています。
あなたが眠りにつけず、しきりに寝返りを打つ夜、どこかで同じ寂しさを抱えて眠れずにいる人がいます。いつのときもそのことを忘れないでください。
【目次】
はじめに 日本語版刊行に寄せて
1部 つまらない夜にも、星は出るし、お腹も減るし
2部 財布にそっと頓服をしのばせる夜
3部 古い布団を愛にかぶせる夜
4部 眠れないあなたのそばで
銭湯に行きたくなったら読もうと思って書いた文
作者の言葉
【著者プロフィール】
ヨンジョン
詩人、エッセイスト。
一日中笑っていても、バスのなかで悲しくなる人。泣きながら冗談を言う人。花、木、日の光に頼って生きる人。春には何が起きても平気な人。実は友達が大好きで、ここにも友達の名前をいっぱい書きたかった。職業は「春の工場」のディレクター。仕事が好きなのに相変わらず片想いみたいだ。
【訳者プロフィール】
吉川 南
朝鮮語・英語翻訳家。早稲田大学政治経済学部卒業。韓国の書籍やテレビ番組の字幕など、ジャンルを問わず幅広く翻訳を手がけている。