福田悠太(ふぉ~ゆ~)主演、室龍太、松本明子共演!舞台「ボーイング・ボーイング」開幕!!
舞台上に広がるのはおしゃれなリビングルーム。ここはモテ男・ベルナール(室龍太)の自宅だ。よく見ると6つも扉があるが、この扉こそ本作のキーとなっている。そのリビングルームで朝食を楽しんでいるのは、ベルナールとアメリカ人CAのジャネット(大友花恋)。二人はどう見ても仲の良い恋人で、特にジャネットはフライトに行くまでのわずかな時間も離れたくないとばかりだ。そこで働く家政婦のベルタ(松本明子)はブツブツ言いながらも、なんだかんだベルナールのために動き回る。そこに突然訪れたのは、ベルナールの旧友で田舎からパリにやって来たばかりのロベール(福田悠太)。その暮らしぶりをうらやましがるロベールに、ベルナールはとんでもない告白を始める。
彼はいま、密かに3人の婚約者がいるというのだ。それは、たった今出かけて行ったアメリカ人CAのジャネットと、これからやってくるフランス人CAのジャクリーン(飯窪春菜)、今晩やってくるドイツ人CAのジュディス(愛加あゆ)。彼女たちは飛行機の時刻表通りに動くので、絶対にかち合わないとロベールにも勧めるが――。
言うまでもないが、この舞台では3人のCAの予定が急遽変わり、全員がベルナールに会いに来る。