BEGINがヤイリギターと共同開発した弦楽器「一五一会」 誕生の地・岐阜県可児市で笑顔あふれる世界大会を開催!
と、一五一会の可能性に驚く場面も。オリジナルの一五一会を持つ人に「かっこいいですね!」と声をかけるなど、20年以上をかけて、一五一会が様々な意味で広がりを持ったことがよく伝わる。
それが何より顕著なのが、オリジナル曲の多さ。今年は17組中13組がオリジナル曲を披露した。出演者のひとりは「ギターは手クセで曲を作ってしまうけれど、一五一会はもっと感覚的で、歌づくりをしやすい」と話した。難しいコードは必要なく、心とリンクして曲を作ることができ、演奏できるのが一五一会の良いところだと感じる言葉だった。
「クオリティが高すぎて、審査なんてできない。出演する皆さまのステージだから、自由に演奏してほしい」と、何度も比嘉が話し、個性豊かな約2時間半ほどのステージはあっという間に過ぎ去っていった。
バラエティ豊かな出演者の中優勝したのは、団体では11名で出演したチームあつ。シンガーソングライターのあつを中心に、皆が揃いのオレンジの衣装に身を包み、一五一会を手に全員で体を揺らし、揃いの動きで観客をも巻き込んで盛り上げた。個人では、楠瀬トシオが受賞。今回の出演者の中には、楠瀬が一五一会を教えた人が何人もおり、比嘉からも「一五一会の主」