小金井出身の能楽師が贈る 『第三回 こがねい春の能』上演決定 カンフェティでチケット発売
戦ののち、土地の人々が哀れに思って墓標の代わりに植えた桜の木のもとに、忠度の霊が現れ、語る和歌への思いと自らの討ち死にの様。
能のパイオニア・世阿弥が、平家の名将に仮託して芸術の永遠を謳う名作「忠度」を、小金井宮地楽器ホールの空間を活かした演出で上演致します。
【番組】
解説川口晃平
仕舞
「雲林院」津村禮次郎
「網之段」梅若紀彰
狂言「蝸牛」
山伏山本則秀
主人山本則孝
太郎冠者山本泰太郎
(休憩十五分)
能「忠度」
平忠度の霊川口晃平
旅の僧御厨誠吾
所の者山本則重
笛一噌隆之
小鼓鵜澤洋太郎
大鼓亀井広忠
後見津村禮次郎
小田切康陽
松山隆之
地謡梅若紀彰
角当直隆
山中ガ晶
谷本健吾
内藤幸雄
土田英貴
第一回「羽衣」
第二回「田村 替装束」
プロフィール
<能楽師 川口晃平>
シテ方観世流能楽師.。梅若会所属。小金井市出身。昭和五十一年生まれ。漫画家かわぐちかいじの長男。慶應義塾大学在学中に能に魅せられ能の道を志す。大学卒業後の平成十三年、五十六世梅若六郎(現・四世 梅若実)に入門、復曲能「降魔」にて初舞台。平成十九年独立。
今までに「翁」の千歳、「石橋」「猩々乱」「道成寺」「望月」