2024年4月24日 10:00
韓国でロングセラー! 働く女性を中心に圧倒的共感を呼んだエッセイが待望の邦訳で登場。「疲れた一日の終わり、それでも私はまだ仕事とともに進みたい」
自分にも、自分の愛する人にも、聞かせたい言葉です」と言います。「よく働くためによく休む」ことの大切さを綴った、会社員もフリーランスも必読の痛快エッセイ。
「自分を見失わずに、心も体も健やかに、仕事に対する愛情や情熱を失わないためにはどうすればいいだろう」
疲れた一日の終わり、時には励ましの言葉がただむなしく感じられるとき、必ずヒントをくれる本です。
◆自分を見失わずに、長く働き続けるために
私はこれまでずっと、一人でもしっかり仕事のできる人になりたいと思ってきました。ここ数年は、できることならこの先長く「一緒に」働きたいと思ってもらえる人でありたいと思うようになりました。組織に属していようといまいと、誰だって一人では仕事はできないのだし、「一緒に」働ける信頼もまた、組織が与えてくれるものではありません。自分の限界を受け入れて、ほかの人たちと力を合わせてつくりあげていけるシナジー効果についても、深く考えるようになりました。
(中略)
ただはっきりと言えるのは、みんなもっとちゃんと休んだほうがいいですよ、ということかもしれません。
燃え尽き症候群という言葉は40代の中間管理職だけでなく、20代の新入社員たちからも聞こえてきます。