民間防災プロジェクト~みんなDE備蓄~ スタート!
しかしながら、災害が起こるたびに雑魚寝や不衛生なトイレ、プライバシーなどがたびたび問題となっています。
復興庁の2012年の報告書によると、東日本大震災の被災地で震災関連死と認定された1263人のうち、638人が「避難所などにおける生活の肉体・精神的疲労」が原因で死亡したと言われています。「質の向上に前向きに取り組むことは、被災者の健康を守り、その後の生活再建への活力を支える基礎となる」と内閣府のガイドラインに明記されています。
日本では、市町村が災害支援の中心の役割を担います。災害対策に当てられる予算や人員は不十分で、自治体ごとに備えもバラバラです。私たちは、自治体だけでは難しい避難所における質の向上に、民間の災害支援団体として取り組んでいます。民間防災備蓄はその取り組みのひとつです。
寄付金の使いみち
寄付金は、プライバシーを確保するため更衣室や授乳室として使用できる個室や睡眠環境を改善するためのマットレス、物資の維持管理費として活用します。
1万円のご寄付で2人分の支援物資を購入することができます。
※目標金額に達しなかった場合、集まった寄付金のなかで支援物資の購入を進めます。