くらし情報『【倉敷芸術科学大学】少年時代に発見した化石、時を超え40年後に自ら研究』

2023年3月2日 12:00

【倉敷芸術科学大学】少年時代に発見した化石、時を超え40年後に自ら研究

「人魚のミイラ」の研究で話題の生命科学部・加藤敬史教授

2023年3月4日(土)から長崎県の西海市崎戸歴史民俗資料館にて長崎県西海市で発見された約3,300万年前のカイギュウ(海棲哺乳類)化石が展示が始まります。
この年代の化石は太平洋へ進出したカイギュウとしては日本最古のものであり、それだけでも歴史的に重要な意味を持つものです。
ただ、この化石にはもう一つの”時を超えたストーリー”があるのです。

【倉敷芸術科学大学】少年時代に発見した化石、時を超え40年後に自ら研究

西海市カイギュウ化石

時を超えて再び出会った少年と化石

1980年、当時中学生だった加藤少年は夏のキャンプに来ていた長崎県西海市崎戸の海岸である化石を発見しました。それは大きな石の表面に白い骨が沢山ついた状態の物。西海市の崎戸歴史民俗資料館に運ばれ展示されました。しかしながら資料館に化石の専門家はいなかったため、化石のクリーニングは行われず長らく正体不明のままでした。

それから約40年後。
加藤少年は化石哺乳類の専門家となり加藤教授として倉敷芸術科学大学で教鞭をふるっていました。
一方、西海市は事業としてこの化石を調べることになり、西海市教育委員会が日本の哺乳類化石に詳しい福井県立恐竜博物館に連絡。

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