ニューノーマルにおける新たなコミュニケーションシステム 「ヒトコネクションテクノロジー」の実証実験を 東京理科大学と共同実施
その一方で、オンラインによるライブイベントでは、光や音響など会場特有の設備を用いた演出による臨場感およびアーティストやスポーツ選手、自分以外のイベント参加者などと同じ空間にいることで得られる一体感が薄れてしまうため、従来、イベント会場に集まることで得られた熱狂や感動を十分に味わうことができません。また、アーティストやスポーツ選手からは、観客の声援や反応が直接届かないことでパフォーマンスに少なからず影響が出るといった声も多くあがっています。ニューノーマルにおいてもスポーツ・エンタテインメントなどの感動を共有するために、オンラインライブでも演者・選手と参加者、あるいは参加者同士が双方向でコミュニケーションできるような仕組みを構築することが求められています。
アルプスアルパインは、これら課題の解決を目指して「ヒトコネクションテクノロジー」の商品化に向けた開発に着手しました。本システムの導入により、オンラインのライブイベントでも会場にいるかのような臨場感や一体感を醸成し、参加者が共に熱狂できる双方向の新たな演出を生み出すことを目指しています。開発中のサンプルでは、円柱型のデバイスに加速度センサとスイッチのインプット技術および当社の振動フィードバックデバイス「ハプティックⓇ」