2023年12月4日 10:40
LAETOLI株式会社が、共同代表として「日本不動産クラウドファンディング協会」を設立 〜地域活性化等の地域課題解決を通じて、投資家保護、市場の健全な発展、更には我が国の経済成長への寄与を目指す〜
(2022年度の出資募集額は604.3億円(前年比2.61倍)、案件数が419件(前年比1.85倍))
※参照元:国土交通省「不動産特定共同事業(FTK)の利活用促進ハンドブック」
不動産クラウドファンディングは、特にテクノロジーとの親和性が高く、市場動向は刻一刻と変化をするため、民間側が率先してルールのアップデートや倫理的な問題へ取り組むことが重要です。具合的には、新規参入事業者が増えているものの事業者の質が十分に担保されていないため、事業者と投資家の間でのトラブルなど、業界全体のイメージを損なう事象が発生しています。
一方で、不動産クラウドファンディングは地域の課題解決に貢献できる可能性があります。空き家や遊休不動産の有効活用、地方都市での混合型施設の開発などが挙げられ、国と業界全体は、好循環を生む制度設計のために協力し、連携を強化する必要があります。また、金融教育を通じて貯蓄から投資への移行を促進することも、不動産クラウドファンディングの役割として期待されています。
【協会の特徴】
当協会は、不動産クラウドファンディング市場をリードする多数の事業者で構成されております。業界を取り巻く課題を吸い上げ、政策として建議・意見具申を行うことで、政策決定者と事業者をつなぐ橋渡し役として機能します。