【著者インタビュー】「住まいはRC(鉄筋コンクリート)にしなさい!」株式会社RC design代表取締役社長・井上功一氏のインタビュー公開!
欧米では50年以上、中には100年以上住み続けられている個人住宅がたくさんあるのに、日本では平均30年くらいしか使われていません。これには様々な要因が関係していますが、やはり雨が多く、湿度が高い日本の風土において、木造という構造の問題が大きいと思います。
こういうと、京都や奈良には何百年も前に建てられた木造の寺院などがあるといった反論を受けますが、そうした木造建築物は水はけのよい土地に建てられ、丁寧にメンテナンスされてきたからであり、むしろ例外です。
鎌倉時代末期に書かれたとされる吉田兼好の『徒然草』には、「家の作りやうは、夏をむねとすべし」(家を建てるなら湿潤な夏を基準にすべき)とあるように、昔から日本では家をつくる際、風通しよくすることが大事とされてきました。それは、木が湿気によって腐ったり、シロアリにやられたりしないようにする知恵だったのです。ーーーーーー以上記事一部抜粋ーーーーーー
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https://wadainohon.com/pickup/inoue_koichi/
書籍情報
安全性・快適性・デザイン性を兼ね備えた
RC住宅の魅力を徹底解説!
災害大国の日本の住宅にとって最も重要なのは安全性、
つまり災害に耐えられることです。