くらし情報『【北海道 東川町】第38回「写真の町」東川賞の受賞作家が決定』

【北海道 東川町】第38回「写真の町」東川賞の受賞作家が決定

10年がかりで撮影に成功し、写真集『フクロウ』(平凡社、’89年/『The Owl』Chronicle Books, USA、’90年)を出版。’90年には自然をテーマとする写真家として初めて第9回土門拳賞を受賞。その後、死を語ることを避ける現代社会に疑問を感じ、あらゆる生命には誕生の数だけ死の数もあると、死体が土に還るまでを描いた仏教絵画「九相図」をモデルに野生動物の死を表現した写真集『死』(平凡社、’94年)を出版し、’95年に日本写真協会賞年度賞を受賞。さらに、野生動物たちからの視線で人間社会を逆照射しようと’94年より『FRIDAY』(講談社)で連載を開始。それらをまとめた『アニマル黙示録』(講談社、’95年)で’95年に講談社出版文化賞「写真賞」を受賞。
これまで、写真集をはじめ単行本など70冊以上を出版。展覧会は、ニコンサロンをはじめ、IZU PHOTO MUSEUM(’13年)での個展、カルチェ現代工芸美術館(’16年)でのグループ展等多数。’21年、東京都写真美術館では、半世紀近くに渡る“自然界の報道写真家”としての軌跡をまとめた「イマドキの野生動物」を開催。


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