【北海道 東川町】第38回「写真の町」東川賞の受賞作家が決定
2010
「鳥インフルエンザに怯える社会」 2012
「都市夜景脇で隠密行動中のアライグマ」 2013
「ニホンジカを食うツキノワグマ」 2013
「洗剤キャップをマイホームするヤドカリ」 1994
「シカの死を確認するカケス」 1992
第38回写真の町東川賞審査会委員(敬称略/五十音順)
安珠(写真家)
上野修(写真評論家)
神山亮子(学芸員、戦後日本美術史)
北野謙(写真家)
倉石信乃(詩人、写真批評)
柴崎友香(小説家)
丹羽晴美(学芸員、写真論)
原耕一(デザイナー)
「写真の町」東川賞
写真文化への貢献と育成、東川町民の文化意識の醸成と高揚を目的とし、これからの時代をつくる優れた写真作品(作家)に対し、昭和60年(1985年)を 初年度とし、毎年、東川町より、賞、並びに賞金を贈呈するものです。
東川賞の第一の特徴は、日本ではじめて自治体によって写真作家賞が制定されたこと。第二の特徴は、日本の写真作家賞が全て“年度”賞であるのに対し、国内、新人作家賞については、作品発表年から3年間までを審査の対象とし、作品の再評価への対応にも努めていること。第三の特徴は、海外の写真家を定期的に顕彰し、あまり知られていない海外の優れた写真家を日本に紹介してきたこと。