イゲ知事は、首相、外務大臣を表敬訪問し、ハワイと日本の往来を再開する期待を表明した他、経済開発や再生可能エネルギー分野を含む日本とハワイの緊密な交流などについて意見交換を行い、ハワイは日本人渡航者の受け入れ態勢ができていることをアピールしました。これに対し、ハワイ州代表団の訪日を歓迎した岸田文雄内閣総理大臣は、日本とハワイの強固な絆は日米関係を支えており、今後も引き続き日米の架け橋としての理解と協力を要請し、イゲ知事とサイキ議長は日本政府と緊密に連携していくことを期待していると言明しました。また、林芳正外務大臣は、日本とハワイの間の歴史的な絆に触れ、日系人である同知事及び議長が、ハワイで重要な政治的地位にいることへの敬意を表明しました。また、日米同盟は、日米両国の政府や議会関係者の信頼関係はもとより、あらゆるレベルでの交流によって揺るぎないものへと発展しており、強固な日本とハワイの関係はその象徴であると述べました。(5/9外務省報道発表資料を参照)
健全で持続可能な地域社会の構築を目指すハワイ州は、2045年までに電力の100%を再生可能エネルギーでまかなう州法を制定しており、積極的にSDGsに取り組む日本と共に、再生可能エネルギー分野における協力関係を構築したいと考えています。