今夏より上演、朗読劇 泉ピン子の「すぐ死ぬんだから」原作者 内館牧子、共演 村田雄浩とともに、パワー全開で記者発表!
ナチュラルと不精はまったく違う」と話すと会場のあちらこちらで大きくうなずく姿が見られた。「終わった人」(2015年)、「すぐ死ぬんだから」(2018年)、「今度生まれたら」(2020年)と終活3部作を出版した内館牧子の言葉は、さすがの説得力。
熱くパワフルな女性たちのトークが繰り広げられた後、この朗読劇で共演する実力派俳優 村田雄浩が少々出にくそうに登場。泉と村田は、これまで幾度となくタッグを組んだ名コンビ。泉が出演を決意するやいなや、村田を指名したそうだ。この朗読劇に出演するのは泉ピン子と村田雄浩の二人だけ。しかし、作品の登場人物はたくさんいる。さて、どうこなすのか。そう、二人だけで全ての登場人物をこなすという。そんな人々が言い合うシーンでは落語のように演じ分けるそうだ。
これもまた見どころの一つ。
「セリフを覚えて感情とともに表現する演劇と、そこに書かれている言葉に出会い、読みながらその時に出てきた気持ちで演じる朗読劇はまったく別物。」と村田流のしっかりとした言葉にグッと引き込まれた。朗読劇の本番がどういうものになるのか、期待が高まる瞬間であった。
「体当たりでやってます。