2023年1月7日 20:40
関西演劇界のクセ者が集結!伝説の舞台!『12人のおかしな大阪人2023』今江大地&多和田任益を迎えて開幕!!
、誰よりもしっかりしている小学生(古場町)など、個性豊かなキャラクターが次々に笑いを作り出していく。事件について議論すべき場であるにも関わらず、話は二転三転。関西弁からどこ出身かを探りあったり、“おばあちゃん”という呼び名で揉めたり…大阪人のノリ全開で展開する。
新キャストの今江は、愛嬌のある大学生役。陪審員たちが事件を再現するシーンでは、被害者役を熱演して存在感を発揮した。また、とある会社の会長役の多和田は、冷静に会話をしていたかと思えば、突然はっちゃけるなど、振り幅の広い役を見事に演じていた。
そうして全編に渡って爆笑トークを繰り広げながらも、時に陪審員たちの事件への考えも語られ、議論は進んでいく。劇中には何度も、決を採るシーンが登場するが、その度に「無罪」「有罪」の票数が変わり、陪審員たちが揺れ動く姿も丁寧に描かれていた。
果たして、どのような評決が導き出されるのか。その目で確認してもらいたい。
ゲネプロの行われたこの日は、古川の誕生日ということもあり、カーテンコールには誕生日ケーキが登場。わかぎからプレゼントが渡され、出演者たちから祝われた古川は満面の笑みを見せた。
なお、警備員役の日替わりゲストとして、ゲネプロおよび初日は東野ひろあきが務めた。