【ダイキン】新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株であるデルタ株など、4種類の変異株に対するストリーマ技術による不活化効果を確認
本実証試験の説明動画
ストリーマ技術の特長や本実証試験の実施方法や結果について、動画でも分かりやすく解説しています。
評価方法
実証試験には、新型コロナウイルス変異株のhCoV-19/Japan/QHN002/2020株(アルファ株)、hCoV-19/South Africa/KRISP-EC-K005321/2020株(ベータ株)、hCoV-19/Japan/TY7-503/2021株(ガンマ株)hCoV-19/USA/PHC658/2021株(デルタ株)を使用した。BSL-3施設内の安全キャビネットに約31Lのアクリル製ボックスを2個置き、一方にストリーマ放電装置を設置した。両ボックス内に6ウェルプレートを乗せたシーソーシェーカーを置き、プレートの各ウェルにウイルス液0.5mlを入れた。シーソーシェーカーで攪拌しながら一方の6ウェルプレートにストリーマ照射を行った。1,2,4時間後にウイルス液を回収し、Vero E6/TMPRSS2細胞を用いてTCID50法によりウイルス価を測定した。
ストリーマ技術について
ストリーマ技術は、2004年に当社が実用化したストリーマ放電により有害物質を酸化分解する技術です。