【熱海 土石流】テンカラセン 「コミュニティカフェ」開設に向けて クラウドファンディングで支援募集開始
足が悪くて公民館に配給のお弁当を取りに行くことさえできない高齢者や、直接的な被害をまぬがれて自宅にとどまったものの道路が寸断されて支援の情報や物資が届かず、買い物にも行けない人がたくさんいることがわかりました。
他方、お弁当を手渡すたびに「毎日、坂道をのぼって来てくれて助かる」と笑顔を見せてくれる人、孫世代のボランティアと話すのを楽しみにしている人、食事やコーヒーを提供してくれる人、活動場所を提供してくれる人、自分の店を閉めてまで駆けつけてくれる人。世代を超えて人と人がつながっていく光景を目にするうちに、「人が集える場をつくろう」と心に決めました。
地域の人たちが日常的に顔を合わせる場所があれば、コミュニティのつながりが生まれ、今回のような災害が起きても声をかけながら助け合えるかもしれない。一人暮らしの人が、誰かに会うために外へ出るきっかけになるかもしれない。
観光で訪れた人が地元の人と言葉を交わすことで、新しい縁が生まれるかもしれない。
「それはきっと地域を、お互いを支える力になると信じています」と高橋さん。
場所は「浜会館」
コミュニティカフェをつくる場所は、伊豆山の国道沿いにある「浜会館」