かぜの症状は、ウイルスが体内に侵入することをきっかけに起こる炎症によって現れます。炎症が広がると、のどの痛みや鼻みず等の症状が現れます。さらに、脳に炎症が伝わると発熱などの全身症状に繋がってしまうのです。
かぜの進行を抑えるためにも、ウイルスが体内で活動を始めた「かぜのひき始め」の段階からケアすることがとても大切になります。
かぜのメカニズム
◆意外なかぜの症状!? みんなが思う『かぜのひき始め』は?
かぜの代表的な症状として「のどの痛み」、「発熱」、「鼻みず・鼻づまり」がありますが、“かぜ”と一言で言ってもその症状は多岐にわたります。
実は以下の症状がある場合も、かぜをひき始めている可能性があります。「この症状、かぜだったのか」と思う意外な症状を見ていきましょう。
・ 寒気がする
かぜをひいて体温が段々と上がっていくとき、皮膚の血管が収縮することで皮膚温度が低下し、寒気を感じることがあります。
気温はあまり変わっていないのに急に寒気を感じたときは、発熱が起きていないか体温計などで確認しましょう。
・ 筋肉痛
炎症の際に免疫細胞から分泌される物質の中には、痛みを引き起こすものがあります。