くらし情報『第36回日本臨床リウマチ学会において、国内初のナノボディ®製剤オゾラリズマブの関節リウマチを対象とした国内第II/III相臨床試験データを発表』

第36回日本臨床リウマチ学会において、国内初のナノボディ®製剤オゾラリズマブの関節リウマチを対象とした国内第II/III相臨床試験データを発表

■オゾラリズマブについて
オゾラリズマブは、Ablynx社によって開発された、二つの抗TNFαナノボディ®と抗血清アルブミンナノボディ®が融合した三量体構造のヒト化低分子抗体で、一般的なIgG抗体と比較して約1/4程度の分子量を有しています。オゾラリズマブは、2つの結合部位でTNFαに結合することで、その作用を強力に阻害します。また、血中滞留性の良い血清アルブミンと相互作用することで血中半減期を延長させ、月1回の治療を可能にしています。これらの特長から、オゾラリズマブには高い炎症組織への移行性と早期からの臨床効果が期待されています。

■ナノボディ®について
ナノボディ®は、ラマや他のラクダ科の動物によって自然に生成される特殊なタイプの抗体に由来する分子です。ナノボディは、従来の抗体の10分の1のサイズで、従来の抗体ではアクセスできない体内の疾患標的部位にアクセスできる可能性があります。その小さくてシンプルな構造ゆえに、個別のナノボディを連結させることにより同時に複数の標的に作用できる「多価」ナノボディを創出することもできます。ナノボディは、様々な疾患において複合的な治療方法を複数の作用を有する単一薬に置き換えられる可能性を提供します。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.