くらし情報『大和シティー・バレエ『宗達』熱海MOA美術館能楽堂で再演決定 『風神雷神図屏風』の作者、俵屋宗達の半生を躍動感あふれるコンテンポラリーダンスで舞台化』

大和シティー・バレエ『宗達』熱海MOA美術館能楽堂で再演決定 『風神雷神図屏風』の作者、俵屋宗達の半生を躍動感あふれるコンテンポラリーダンスで舞台化

絵師として多くの経験を積んだ宗達、いまや貫禄もある。結婚もした。妻「みつ」とは仲むつまじい。
そんな夏のある日、雷鳴轟く激しい夕立のなか店にあわられたのは、公家名門の若公卿、烏丸光広(からすまるみつひろ)。 「俵屋宗達いうんは、あんたはんどすか?」 ひょうひょうとした態度で振る舞 う光広は、宗達に仕事を依頼する。「みつ」は嫌な予感がしているが、案の定、宗達は光広によって、再び“美の最前線”へと引っ張り出されることになる。意気投合した二人は、杉戸絵、襖絵と、数々の作品を手がけてゆく。

すっかり歳をとった宗達。
美の境地に達しようとするその志は、墨絵にも感心が向いてゆく。
幼馴染、同志たちは、ひとりひとりこの世を去っていく。途方もない寂しさが込み上げる、そんな中、とある屏風絵の依頼がくる。

桜の花びら舞い散る春、妻みつと阿国は初めて出会う。二人は、宗達があの時に依頼された屏風絵をみて、感慨にふける。すでに宗達はこの世に別れを告げているのだ。みつは、宗達の死後に仕事場に唯一残された、もうひとつの屏風絵も見て欲しいと、阿国に話す。
宗達が残した最後の絵。
それは印もなく、自分の存在を残すためだけに描かれたような、圧倒的な、、、。

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