2022年12月16日 17:00
「ゆる言語学ラジオ」初書籍!『言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ 言語沼』2022年1月10日刊行
では、毒を持つトカゲのことはなんて言いますか?
堀元ドクトカゲですかね。
ドクトカゲ:イラスト/ 戯画千代
水野カエルに「ドク」をつけると「ガエル」になりましたね?
堀元うん。
水野でも、トカゲに「ドク」をつけても「ドカゲ」にはならない!
堀元あっ!!ホントだ!!!!
水野 これはどう違うと思いますか?
堀元 うーん、かわいさですか?
水野 違います。
堀元かわいければ濁音にならないみたいな。
水野違います。
堀元チワワは毒を持ってたとしてもドクヂワワにはならないでしょうからね。かわいさがポイントですね。
ドクヂワワ:イラスト/ 戯画千代
水野違うからもう黙れ。答えを言っちゃうと、すでに濁音がある言葉は連濁しません。
堀元あ~、なるほど!すごいな!その理屈で言うと、チワワが毒を持ってたら……?
水野 「チワワ」には濁音がないですから当然、「ドクヂワワ」になると思います。
堀元なるほど!かわいくても濁点が付くんですね!ドクヂワワになるんだ!水野さん、1つ教えてあげたいことがあるんですが……。
水野はい。
堀元毒を持ったチワワなんていないですよ?
水野お前が言い出したんだよ!
書籍情報
タイトル:言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ言語沼
著者:堀元見・水野太貴
ページ数:208ページ
価格:1,650円(10%税込)