日本古来の四季折々の美しさをバレエで表現 大和シティー・バレエ『雪月花』上演決定 日本舞踊や和楽器演奏も交えたオリジナルダンス作品
は、バレエの井上博文と日本舞踊の杉昌郎の出会いにより1972年に初演されています。
『白鳥の湖』や『ジゼル』といった白いバレエの世界と日本舞踊の雪の世界を、小泉八雲の『雪女』を題材に融合させた〈日本らしいバレエ〉の金字塔的作品です。
初演では“ゆきひめ”も“雪の精たち”も日本舞踊の方々が着物の裾を曳いて踊っていて、それが1983年関直人振付により、ポワントを履き、着物をかけて踊る作品にもなったそうです。
YCBでは、2018年に新国立劇場バレエの小野絢子/福岡雄大を主演、ミストレスに井上バレエ団・鶴見未穂子を迎え、上演いたしました。
※動画は2018年ダイジェストのため、主演は異なります。
美しく切ない甘美なワーグナーの旋律にのせて、あの「ゆきひめ」が帰ってきます。
主演には、昨年のYCB/YCD版「Giselle」でも好評を博したハンブルクバレエ団プリンシパル菅井円加、そして新国立劇場バレエ団ファーストソリスト福田圭吾がキャスティングされています。
菅井円加
福田圭吾
月「月夜に集う民の詩」
日本のコンテンポラリーダンスを牽引してきた二見一幸の新作。抽象的でありながらも強く琴線に触れる作風は、月の光の中に否が応にも人々の内面を浮かび上がらせます。