くらし情報『木耐協 耐震診断結果調査データ(2022年3月版) 診断実施木造在来工法住宅の耐震性分布 ~全体/旧耐震/81-00~』

2022年3月29日 18:00

木耐協 耐震診断結果調査データ(2022年3月版) 診断実施木造在来工法住宅の耐震性分布 ~全体/旧耐震/81-00~

耐震基準は「1981年6月」と「2000年6月」の2度にわたって大きく改正されています。耐震診断では、現行の耐震基準を満たしているかどうかで判断するため、以前の基準で建てられた住宅が耐震性不足であるのは当然ともいえます。

なお、本調査データでは1980年以前に建てられた建物を「旧耐震基準住宅」、1981年以降2000年までに建てられた建物を「81-00住宅(新耐震基準住宅)」と区分しています。本来であれば「1981年6月」をもって区分すべきではありますが、診断依頼者から詳細な建築時期を確認することが困難なケースもあることから、木耐協では上記のように区分しています。
続いて、診断結果を「旧耐震基準住宅」と「81-00住宅(新耐震基準住宅)」に分けて集計しました。

◆耐震診断結果(旧耐震基準住宅)
木耐協 耐震診断結果調査データ(2022年3月版) 診断実施木造在来工法住宅の耐震性分布 ~全体/旧耐震/81-00~

旧耐震の割合

木耐協 耐震診断結果調査データ(2022年3月版) 診断実施木造在来工法住宅の耐震性分布 ~全体/旧耐震/81-00~

旧耐震グラフ

耐震性が不足している割合が「約97%」
旧耐震基準で建てられた木造住宅は、最も新しい住宅でも築42年が経つことになります。現行の基準から考えると2つ前の基準である事や、築年数がかなり経過していることなど、耐震性が低い住宅が圧倒的多数であることがわかります。

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