くらし情報『みやぎゼロカーボンアワード「最優秀賞」受賞|温泉宿が取り組むサステナビリティ・SDGsとは』

2024年3月5日 11:00

みやぎゼロカーボンアワード「最優秀賞」受賞|温泉宿が取り組むサステナビリティ・SDGsとは

客室露天風呂21か所と大浴場から廃棄されてしまう温泉の温度は35℃程度で、毎分90リットルにも及びます。
この廃棄されてしまう温泉を、二重管式熱交換器に通して熱回収し、浴槽保温のための加熱、貯湯槽補給水の予熱、冬季積雪時のロードヒーターなどに活用しています。
こうした廃湯の熱を使い切る工夫により、既設ボイラーの稼働を抑制し、重油使用量を大幅削減でき、再生可能エネルギーの活用と環境負荷の低減を実現しました。

オーダービュッフェスタイル導入によるフードロス削減

みやぎゼロカーボンアワード「最優秀賞」受賞|温泉宿が取り組むサステナビリティ・SDGsとは


みやぎゼロカーボンアワード「最優秀賞」受賞|温泉宿が取り組むサステナビリティ・SDGsとは


食品の廃棄や在庫過多などの「フードロス問題」。
松島温泉松島一の坊、作並温泉ゆづくしSalon一の坊の食事提供スタイルは、お客様がオーダーをしてから調理を開始する「オーダービュッフェ」。出来たてのひとさらをお好きな順番で楽しむことができる食事スタイルです。
お客様からオーダーを受けてから目の前で調理、作り立てのひとさらを提供することで、自分が食べられる適正量で食べたいメニューのみをオーダーするため、個別提供や従来ビュッフェに比べて残食による食品ロスを大幅に削減することができます。

松島一の坊では、2019年度からオーダービュッフェスタイルの本格運用にともない、フードロスを36%削減。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.