2022年8月26日 10:00
古典芸能「狂言」で祝う開館15周年。三原市芸術文化センターで味わう趣深い人間賛歌。
にワイロを使い味方についてもらう。しかし奏者の「佐渡に狐はいる」という判定に納得のいかない越後のお百姓に、狐の形格好を問いただされ…。
二人袴(ふたりばかま)
今日は聟入り(結婚後、妻の実家に初めて挨拶に行く事)の日。舅の家では準備を整え、聟が来るのを心待ちにしている。一方の聟は、一人で行くのは心細いからと父親に舅の家の門前まで付き添われてやってくる。聟に礼装の長袴をはかせてやり、父は表で待っていたのだが、太郎冠者に見つけられてしまい、父親も舅に挨拶することになってしまう。しかし、長袴は一つだけ。さて、この親子はどうやってこの場を切り抜けるのか…。
狂言は庶民の日常や説話などを題材に、人間の習性や本質をするどく切り取り、大らかな「笑い」にしてしまいます。様々な登場人物たちが織りなす喜怒哀楽は時代を超えて生き続ける普遍的な人間の姿を描きます。
人間の感情の機微を描いた狂言の世界を、ぜひお楽しみください。公演の詳細⇒
https://mihara-caf.jp/?p=8427
広島県三原市の三原市芸術文化センター[ポポロ] :
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公演情報
公演名:古典芸能への誘い野村萬斎狂言の夕べ
会場:三原市芸術文化センター(広島県三原市宮浦2-1-1)