【岡山理科大学】子どもたちの歓声に包まれて 科学ボランティアの学生たちが鹿児島・姶良で「ワクワクあいらサイエンス教室inちるどん」
また、工作体験では磁石同士が引き付け合ったり、反発したりする性質を利用したダンシングドールを製作。実験体験ではウミホタルの生物発光の仕組みを勉強し、酸性とアルカリ性によって液体がそれぞれ変色する現象を体験。紫キャベツの粉末の水溶液にクエン酸や重曹を入れ、赤色や青色に変わると「わぁー、変わった!」と驚いていました。会場のあちこちで歓声が上がり、親子で「科学」を楽しんでいる様子がうかがえました。
「ちるどん」は今年4月に完成した2階建ての施設で、遊具を備えたキッズスペースや一時預かり室、子育て相談なども受け付けています。名称は英語のチルドレン(子どもたち)の語感に加え、若者言葉でゆっくり過ごすという意味の「チル」に、鹿児島弁でなじみのある「どん」を掛け合わせています。
「今日からきっと理科が好きになります」とあいさつする湯元市長(左端)
掃除機でボウリングの球を浮き上がらせます
ブロワーでスポンジボールを次々に発射
赤色に変化した液体を観察する子どもたち
液体の変色実験に興味津々の子どもたち
磁石の特性を利用した工作「ダンシングドール」の動きに見入る参加者
自分で作った「ダンシングドール」