くらし情報『日本で唯一の擦弦楽器"胡弓"の魅力を探る 「木場大輔 胡弓の会2021」開催間近 カンフェティでチケット発売』

日本で唯一の擦弦楽器"胡弓"の魅力を探る 「木場大輔 胡弓の会2021」開催間近 カンフェティでチケット発売

現代では新楽器の開発が様々に行われ、絃を2倍近くに増やし音域を拡大した二十五絃箏は箏の最新形である。二十五絃箏と胡弓の合奏により、胡弓の最先端の取り組みを披露する。
「焔」は、初め燻っていた炎が、次第に力強い火焔となる様子を表現した曲。
機械的な反復が印象的な「Ⅰ鼓動」、無拍節の胡弓独奏で古典の風を感じさせる「Ⅱ篝火」、そして力強い反復と情熱的な旋律による「Ⅲ昇華」の三部構成となっている。

4.三曲合奏(三味線・箏・胡弓)峰崎勾当作曲「越後獅子」
胡弓は江戸時代に三味線・箏・胡弓の三つの楽器による「三曲合奏」という演奏スタイルで盛んに演奏された。明治以降、胡弓は尺八にその役割を奪われ、現在では三曲合奏は主に三味線・箏・尺八での演奏を指し、胡弓入りの三曲合奏は演奏機会が非常に少なくなっている。本公演では江戸時代に多く行われた三味線・箏・胡弓による三曲合奏をお届けする。
地歌「越後獅子」は18世紀末に大阪で活躍した峰崎勾当が作曲。

歌には、八つ目鰻や、当帰、黄蓮、糸魚、石油、漆器、越後縮、角兵衛獅子など、様々な越後名物を、地名とともに巧みに詠み込む。歌舞伎舞踊曲として長唄にも取り入れられている。

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