<日本初上映>コンペ長編部門ノミネート4作品を発表。2022年1月全国公開『シチリアを征服したクマ王国の物語』ジャパンプレミア、山村浩二氏 初の長編『幾多の北』ワールドプレミア!
イタリアで長く読み継がれてきた児童文学の名作を原作に、故・高畑勲氏がアーティスティック・プロデューサーを務めたことで知られる『レッドタートル ある島の物語』を手がけたプリマ・リネア・プロダクションズが制作しました。
また、芸術選奨文部科学大臣賞および紫綬褒章を受章し、過去25年間の優れた世界の短編監督25人のトップ2に選出された山村浩二氏による初の長編『幾多の北』をワールドプレミア上映します。
『シチリアを征服したクマ王国の物語』(ロレンツォ・マトッティ/フランス/2019年)
『シチリアを征服したクマ王国の物語』(ロレンツォ・マトッティ/フランス/2019年)
とおいむかしのこと、いただきが氷でとざされた高い山に住むクマたちの王レオンスの息子トニオがハンター達によって捕えられてしまう。王は我が子を救出するべく、厳しい冬の飢えと寒さからクマ達を引き連れ、人間が住む平地を目指し山を降りていく。行く手に待ち受けるのは残忍な大公や、化け猫、人食い⻤。ゆうれいもいれば魔法使いもいる。突き進むレオンス王は戦いの末、その国の王として、クマと人間が共存する太平の世を迎えた。クマと人間の共存はやがて――。