『ビリー・エリオット』新キャスト4人が躍動 益岡徹&鶴見辰吾ら大人キャストも稽古を満喫「盆と正月が同時にきたよう」
初演から今作に参加し、3度目となる益岡はこれまで13のビリーの父親を演じており「(これまでのキャストも)すばらしい成長をされていて今回も新たなビリーが人生17年のうちの大切な半年を一緒に過ごすことができるとワクワクしています」と胸を踊らせ、「あと1ヶ月、どれだけ結びつきを深めて魅力あるコミュニティにできるかに賭けてみたい」と掲げる。
今回、初参加となる鶴見は「音楽もダンスもすばらしい。セットも出演者もすごい、私が知る限り『ビリー・エリオット』は最高峰に位置づけられている作品。これをぜひお客さんにみていただきたい」と自信。「下は6歳、上は何十歳までいろんな世代が混ざり合ってこの作品のテーマである多様性が調和し合って稽古場にくるのが本当に楽しい。盆と正月が同時にきたようで親せきの子どもがたくさんいて、みんながいて楽しい」とにぎやかな稽古を満喫している様子をのぞかせた。
2020年の再演から続投となる安蘭は「前回はコロナ禍のなか、マスクをして稽古だけでしか会わないように時間が組まれていたので今回は頭から覚えていないところから一緒に作っているので前回とは違うように作られているので成長を見届けながら稽古ができました」