杉良太郎、60年の芸能活動・80歳にして声優初挑戦 映画『親鸞 人生の目的』櫻井孝宏・中博史らと共演
60年の芸能活動、80歳にして声優初挑戦した杉良太郎 (C)「親鸞 人生の目的」映画製作委員会 2025
歌手・俳優の杉良太郎が、60年の芸能活動及び80歳にして声優に初挑戦したことが明らかになった。アニメーション映画『親鸞 人生の目的』で、主人公・親鸞聖人役に抜てきされた。作品は、来年(2025年)2月に全国公開される予定。
同映画は、今から約850年前の平安末期から鎌倉時代の激動の時代に活躍した仏教家、親鸞の青年時代を中心に、その生涯を描く。ベストセラー書籍『歎異抄をひらく』と『人生の目的』を原作に、夏目漱石や司馬遼太郎などの知識人が関心を寄せた親鸞の苦悩と葛藤に焦点を当て、「人はやがて死ぬのになぜ生きるのか」「人は何のために生きるのか」「幸せとは何か」という普遍的なテーマを深く探求する。
杉は「80歳になった私が、80代の親鸞聖人の声を演じることに不思議な縁を感じました」と本作のオファーについて語り、「アフレコは初めてで、自分の引き出しにはない仕事でしたので、いつもにもなく不安に思っていました」と不安がる様子を見せつつも、収録は見事に一発OKの連続で、収録予定時間を大幅に短縮して終了したという。