『鳥人間コンテスト』フライト中トラブルにSnow Man阿部亮平も心配 プレッシャー跳ねのけ優勝
暫定1位だった「早稲田大学宇宙航空研究会 WASA」の記録を抜き、今大会の優勝が確定したものの、苦しいフライトが続く。
今大会出場チームで初めて18キロ先の旋回パイロンに到達したものの、パイロットの登藤さんは「やばい、やばい、つりそう!」と、苦悶の表情を浮かべる。さらに、無線が壊れたため、ボートで伴走している設計担当の稲垣翔吾さんと話すことができないというトラブルも発生。位置がわからない飛行が、登藤さんの体力を奪っていく。旋回が完了し、プラットホームへの折り返しが始まったが、この時点で、フライト時間は1時間を超えた。体力の限界を超え必死にこぎ続ける登藤さんだったが、ついに着水。今大会一のビッグフライトの記録は、21キロ823.69メートルとなった。
すばらしい記録での優勝だが、パイロットの登藤さんは「優勝はできたんですが、思っていた結果と違った」と悔しがる。
「途中で無線が途切れてしまったって聞いたんですけど」とSnow Man・阿部亮平が心配すると、「聞こえなくなって、焦ったし怖かったんですけど、みんながずっと応援してくれてると思ってたんで、諦めないで進もうと思いました。ありがとうございます」