くらし情報『山下智久に水嶋ヒロ…ヘアトレンドの象徴だったメンズパーマの現在、単なる“オシャレ”から“コンプレックスの解消”まで網羅』

山下智久に水嶋ヒロ…ヘアトレンドの象徴だったメンズパーマの現在、単なる“オシャレ”から“コンプレックスの解消”まで網羅

例えば木村拓哉も最初はさらさらのロン毛だったが、途中から段がつき、上は短く下が長い。毛先のズレが男らしさを印象付けるシルエットとなっていった。この時代、街はこの“ひし形”の木村拓哉カットであふれていた。さらに00年代以降、その頃からさらに“髪型を作る”という概念が広がってくる。そうなると自然と、髪型への意識の高い人とそうでない人との隔たりが生まれ始めた。別の言い方をすれば、髪型の文化が、“芸能人のマネ”から、“美容師が作るもの”にスライドしていったのだ。カリスマ美容師という言葉が生まれ、彼らが作る髪型のヘアカタログが大流行していった。

「僕的に革命だと思ったのが、山下智久さんがドラマ『ブザービート』でしていたパーマ。
ウルフのシルエットで毛先にはカールが少なく、根本と中間にウェーブがある。パーマの動きや髪色も含めて、当時あのスタイルには衝撃を受けました。水嶋ヒロさんのミディアムのパーマも印象深いです。この時代、パーマは圧倒的に“スパイラルパーマ”が増えていきました。パーマが強く、毛先がくるんとしているほど柔らかさ、可愛らしさが出ますが、山下さんや水嶋さんのヘアスタイルは毛先がすっと抜け感があるので、それが男性にも合っていて格好良かったですね」

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