くらし情報『『相棒 season23』初回SP、加藤清史郎が5年半ぶりに出演 『少年A』→『警察官A』になり特命係と捜査へ「まさかこんなことが!」』

『相棒 season23』初回SP、加藤清史郎が5年半ぶりに出演 『少年A』→『警察官A』になり特命係と捜査へ「まさかこんなことが!」

そんな大変な思いをして撮った作品だったので、反響はうれしかったです。

――高田創を再び演じるにあたって考えたことを教えてください
前作の後、彼はなぜ警察官になるという決意に至ったのか、警察学校ではどう過ごし、交番でどう勤務してきたのか、そして彼の“絶対に生き抜いてやる”というギラギラした強さやバイタリティーが警察官になってどこに向くのかをものすごく考えました。
また、撮影前には久々に『少年A』を見返したほか、創の原点を常に感じていたくて当時の脚本を今回の現場に持ちこみました。セリフのほかに“ト書き”まで久しぶりに読み返して、そういえば前作ではきちんと教育を受けていない創を表現するためにペンやスプーンの持ち方を変えたんだっけ…と思い出し、今回も聴き込みの場面でペンを手にしているのですが、実は正しく持っていないんです。また、建前の敬語は使えるだろうけど、本音が見えたときにどれくらい荒っぽさが出るのか、なども考えました。
今回、創の右京さんへの憧れも色濃く描かれますが、彼は憧れを素直に表に出すことはないだろうから、内に秘めたそれをどれほどの熱量で出してよいのかもかなり悩みました。演じたキャラクターの未来を想像することはあっても、想像を実際に構築してそこから数年経ったその人物を生きるのはなかなかない経験。

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