くらし情報『笑福亭鶴光、タモリと巻き起こした「なんちゃっておじさん」ブーム ラジオの“ハガキ文化”への思い「生活がわかる」【独占インタビューVol.3】』

笑福亭鶴光、タモリと巻き起こした「なんちゃっておじさん」ブーム ラジオの“ハガキ文化”への思い「生活がわかる」【独占インタビューVol.3】

やけど、こっちの方が若干早く考えていたから「元祖」と銘打って、さぁどっちが本物かっていうことで、タモリさんの番組と公開で対決したんです。そうしたら、えらいもんで、リスナーは僕の方を支持してくれて、勝ちましたんや。

それだけで終わらずに、『それでもナンチャッテおじさんはいる』というラジオドラマを作ったら、それがなんとギャラクシー賞を受賞しました(笑)。それで授賞式に行ったら、ほかに受賞している番組が沖縄での戦争を題材にしたものとか、報道寄りの番組ばかりで、そんな中で「ちょっと毛色が変わった番組が選ばれました」と、僕らの番組が紹介されました(笑)。でも、よく考えてみたら金字塔やな。

やっぱり、『オールナイトニッポン』というのは情報の発信地やからね。始まる前に、亀渕さんに「地名だけは絶対に間違えるな。それでリスナーが離れるんだ」と言われたこともありました。
リスナーとの関係でいえば『オールナイトニッポン』で名前を呼んでもらえるっていうことは、やっぱりみんなうれしいわけですよ。リクエスト曲の前に「〇〇さん、△△さん…」と名前を呼んでいくわけです。それで、曲が始まるまでにピタッと合わせるために、ストップウォッチを買わされてやね…噺家でストップウォッチを持っているのは、僕ぐらいですよ(笑)。

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