くらし情報『GLAY・TERU「継続すること」を模索し続けた30年、「声の劣化は、“人生の色合い”」』

GLAY・TERU「継続すること」を模索し続けた30年、「声の劣化は、“人生の色合い”」

それでも僕は人生のなかで、ボーカリストとしてそれが悪ではなく、それも“人生の色合い”なんだろうなととらえています。今はそういうところを考えながら、キーを設定して、歌い方を決めています。これはなかなか難しい問題で、実際に60歳も迎えていないし、70歳にもなっていないので…今後どうなるか分からないですが、そういう気持ちで僕ら世代が音楽をやるのもいいだろうと。僕の夢としてはいつまでもアリーナやドームツアーをやり続けられるバンドでいたい。それは絶対にボーカリストが鍵を握っていると思うので、シビアに考えていきたいと思っています」

■“刹那こそが美学”当時の風潮も、長く続けるにはどうすべきか模索した30年

――近年のTERUさんの歌唱を聴くと、ENHYPEN・JAYさんとのコラボした「whodunit」など、様々な挑戦をされているようにも思います。逆に今、幅をさらに広げていく、鍛錬していかないと…というお気持ちが強いですか?

「そうですね。特に先輩であるB’zの稲葉(浩志)さんの姿勢を見ていると、ボーカリストはアスリートに通ずる部分があると考えさせられるんです。アスリートが自分の競技と向き合うように、自分の歌と向き合わないと現役でいられる期間も短くなってくる。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.