三宅裕司&小倉久寛、劇団創立45周年に感慨「こんな続くと思ってなかった」 元座員の岸谷五朗&寺脇康文の秘話も
そういう意味じゃ、総理が変わった今の時代にはぴったりだなと。そこはひとつ見どころです」と呼びかけた。
45周年という節目を振り返ると三宅は「こんなに続くと思ってなかったんですけども…。ただ、やっぱりお客様がドーンと笑う。コメディは、その場で結果が出ますから。シーンとしたら失敗。その悔しさというか『来年はもっと面白いことやりたい』という思いで毎年やってきたら45年経っちゃった。そんな感じなんですよね」としみじみ。
また、1番つらかったことを問われると「やっぱり忙しくなりすぎて、劇団のことがあまりできなくなって…。そしたら岸谷と寺脇が辞めていったことですかね」と1994年に劇団を離れて演劇ユニット『地球ゴージャス』を結成した岸谷五朗と寺脇康文の名前を挙げて笑いを誘った。「彼らは彼らで自分たちでね、作っていきたいっていう思いがあったんで円満に」と三宅は強調。「この前も、岸谷が還暦だっていうんで、60年物のワインをプレゼントしたり」としながらも「寺脇の時にワインあげるの忘れちゃったんですよ」と三宅が重ねると再び笑いが。最後は三宅は「お互いいいライバル。あいつらに負けるもんかという」と今の関係値を口にしていた。