鼻が腐りかけたことも…母の反対を押し切り、2000万でフル整形したトランスジェンダーモデルの矢神サラ「明確な目標と強い意志が必要」
――矢神さんは「目的やビジョンがある整形ならをしたほうが良い。でもそうでなければ後悔するので整形はやめた方が良い」と発信しています。
【矢神サラ】整形は、手術を受けてから回復する間のダウンタイムが辛いんです。メンタルが弱いと痛みに耐えられず、一生心に傷が残るようなダメージがある。もちろん整形そのものが失敗するリスクもあります。私はアイドルになりたくて上京しましたが、明確な目標がありました。私は性転換手術も受けましたが、手術費用を捻出するためにショーパブやキャバクラで働くにしても、キレイな方が稼げます。「何が何でも売れてやろう」と肝っ玉が座っていて。
整形の光と影を理解した上で、軽い気持ちではなく、明確な目標と強い意志があって、その痛みに耐えられるなら、お勧めしたいという気持ちです。
――整形して後悔したことはありますか?
【矢神サラ】基本的にはありません。ただ手術の失敗に関しては、鼻が腐りかけたことがあります。営業案件で無料で鼻を高くしてもらったのですが、ピノキオみたいになって、鼻先が右に曲がってしまって。何回か鼻を開けて削っていく中で、細菌が入ってしまって。けっこうあることみたいなのですが、鼻先の骨が溶けて豚鼻になってしまうんです。