丸山隆平、武士役で舞台主演 『浪人街』来年2月から新橋演舞場ほか愛知、京都で上演
丸山隆平主演の舞台『浪人街』2025年2~4月に、東京・新橋演舞場、名古屋・御園座、京都・南座で上演
5人組グループ・SUPER EIGHTの丸山隆平が、来年2月から4月にかけ東京・新橋演舞場を皮切りに上演される舞台『浪人街』に主演することが決定した。激動の時代を生きる浪人たちをリアルに描いた、新時代のエンターテインメント時代劇。共演は玄理、入野自由、藤野涼子、入江甚儀、佐藤誓、矢柴俊博、神保悟志、板尾創路が起用された。
『浪人街』は脚本家・山上伊太郎氏が書き下ろし、1928年にマキノ正博監督で制作された『浪人街第一話 美しき獲物』から始まるサイレント映画シリーズ。スター俳優の不在により主演含めほとんどが 無名の若手俳優にも関わらず大ヒットを記録し、高い評価を得た。
また、時代劇映画において初めて数十名で行う集団殺陣というジャンルを切り開いたことも大きな話題に。時代劇においてたびたび登場する“忠義”や“武士道”などはなく、ただ己の感情のままに怒り戦う無名の浪人たちを描く視点は、現代においても新しく面白さを感じさせるものでもある。松竹では1990年にマキノ雅広(マキノ正博)監修、原田芳雄主演で4度目のリメイクとして映画化されている。