来秋朝ドラ『ばけばけ』ヒロイン・高石あかり、オーディションで絶賛「私たちが探していた『松野トキ』がそこにいる!」【制作統括コメント】
をモデルとしているが、大胆に再構成して登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描く。原作はなく、脚本はふじきみつ彦氏が手掛ける。
ヒロインのモデルとなった小泉セツ(1868-1932)は、松江藩家臣の小泉家の次女として生まれ、直後に稲垣家の養女になる。没落した家を支えるため11歳から織子として働く。1886年に結婚するも一年で夫は出奔。その後、松江に英語教師として赴任してきたラフカディオ・ハーン(小泉八雲/1850-1904)のもとで住む込みで働くようになり、当時珍しかった国際結婚をする。再話文学の語り手として、ハーンの著作に大きく寄与した。
トキについては、「決して華やかなキャラクターではありません。
悩み、迷いながらも、明るく自分らしく生きていく女性です」とし、「高石さんは、そんなトキに命を吹き込んでくれると思います」と期待。
またオーディションについて「過去3番目に多い2892人もの方にご応募いただきました。どなたも、真摯に、想いを込めて選考にのぞんでいただき、とても心を打たれました。そして、その中から、この人だと心から思える方に出会えたことはとても幸せです」と説明。