来秋朝ドラ『ばけばけ』ヒロイン・高石あかり、“原作なし”オーディションに脚本家が心境
2025年度後期連続テレビ小説『ばけばけ』でヒロインを務める高石あかり(C)NHK
NHKは29日、第113作目となる2025年度後期(大阪制作)の連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロイン・松野トキを高石あかり(高=はしごだか)が演じることを発表した。脚本を手掛けるふじきみつ彦氏はNHK公式ホームページにて、オーディションでの心境について明かした。
2892人の応募者の中から オーディションで決定。応募者数は、『あんぱん』『カムカムエヴリバディ』についで、3番目に多い人数だった。
ふじき氏は「まずは、ヒロインオーディションに参加して下さった皆さん、本当に本当にありがとうございました」と感謝。「『ばけばけ』のオーディションは、小泉セツさんのイメージに一番近い人を選ぶというものではなく、セツさんってきっとこんな方だったんだろうなと思わせてくれる方と出会う場だったように思います」と振り返った。
続けて「高石あかりさんの最終オーディションを拝見した時、自分が明治時代の松江にいてハーンさんとの会話を覗き見ているような感覚に陥りました。高石さんがセツさんに化けて、セツさんが高石さんに化けて、目の前に現れたような…」