高石あかり、来秋朝ドラ『ばけばけ』ヒロイン決定 和装会見に意図「まだ何者でもない」
と紹介し、「何者でもない自分が、こうして今ここに立って覚えていただけるようにという気持ち」と吐露。そして、ハナミズキの花言葉は「感謝と返礼」で、「いろんな方に支えられて私は生きてきているので、この場で少しでも感謝の気持ちを返せたらという気持ち」と言葉をつむいだ。
ふじき氏は、オーディションについて「(明治に)本当にこういう感じで、こんな会話をしてたんじゃないかなと錯覚するぐらい」と絶賛。その上で、「高石さんのまんまやっていただきたい。高石さんの演じるトキを見てみたいと思って選んだ。我々もですけど、どんどん成長という意味での“ばけ”が見れたらうれしい」とエール。
高石は「私はまだ何者でもない人間」と再度表現し、「自分らしくいることで、いろんな学びだったり、人との出会いで、“ばけ”ていく姿を皆さんにお届けしたい」とまっすぐ語った。
■『ばけばけ』
明治時代の松江。
松野トキ(まつの・とき)は、怪談話が好きな、ちょっと変わった女の子。松野家は上級士族の家系だが、武士の時代が終わり、父が事業に乗り出すものの失敗し、とても貧しい暮らし。世の中が目まぐるしく変わっていく中で、トキは時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ち、この生きにくい世の中をうらめしく思って過ごす
極貧の生活が続き、どうしようもなくなったトキのもとに、ある仕事の話が舞い込む。