安住紳一郎、選挙報道を通して“マスメディア論”「作業を丁寧に重ねていきたい」 テレビ局のジレンマも告白
前も話したと思いますけれども、当然ラジオ・テレビの場合は、選挙期間中のこういう情報の扱いというのが、非常に平等といいますか、いろいろさまざま…ちょっと言い方難しいので、ごめんなさい。ちょっと、省略させていただきますけれども、そしてどんどんどんどん厳しくなっているような実感がします」
続けて「私が働き始めた25年くらい前までは、もう少し違ったような状況なんですが、ちょっと正直申し訳ないですが、申し訳ないって言い方違うな。正直、どんどん悪い方向に行ってるなという感じはするので、放送局で働いている若い人たちを中心に意識改革が必要だなというふうに感じています。で、結局、何も言わないという。申し訳ない」とも口にした。
アシスタントの中澤有美子が「中立を非常に求められて難しいところですね」と呼びかけると、安住アナは「そうですね。ただ中立って言ってますと何も言えなくなってしまって、何も放送しないということで、結局皆さんのところには何の情報も届かないということになって、一体誰がそれで得をしているんだという現状があります」と指摘。「もともと放送法の4条というのは、アメリカをモデルにして作られたんですけれども、アメリカはもうその法律を下げてるんですよね」