『ザ・トラベルナース』森田望智、座長・岡田将生の“気づき”に驚き 『虎に翼』とはイメージに変化も
この5年間で環境が大きく変化していったと思うのですが、森田さんにとってどんな期間になったのでしょうか。
結構必死で、いっぱいいっぱいのことが多かった5年かなと思います。そんな中で多くの人と関わって、お仕事をする姿勢とか、人間としてどう生きていくかっていうことを深く考えるようになりました。自分がどう生きようとしているのかって、役に移っちゃうというか、出てしまうものだなと思うようになって。普段の生活が、結果的にお芝居につながっていくんだなっていうのをすごく感じた5年で、ちゃんと生きなきゃダメだなと改めて気づきました。
――そんな5年間を経て臨んだ『ザ・トラベルナース』ですが、これから物語も終盤に入ります。今後の見どころを教えてください。
柚子ちゃんとしては、最初は人に壁を作っていたんですが、あるきっかけでその壁に少しひびが入っていく様子も描かれていくので、そんな小さな変化を見てほしいなと思います。
また、“働き方”がテーマになっている本作ですが、自分に合った働き方を見つけられるドラマなんじゃないのかなって思います。一概にみんなに当てはまる“いい働き方”って決めつけられないなって考えさせられました。