『さよならのつづき』撮影秘話や作品に込めた思いなどを語り合うスペシャルインタビュー
と坂口に好きなシーンを伝えると、それに対し坂口は、何パターンも撮り直しを自ら提案するほど難しく悩んだシーンであったと振り返り、共演シーンがない2人だからこその新鮮なトークも。
また、実際にもしお互いの心臓を交換したら?という質問に対し坂口が「生田さんの心臓をもし僕がもらったら…2人ともネアカ同士だからあんまり変わらないかもしれない(笑)」と2人ともに納得し合う場面も。
最後に、この作品に込めたメッセージとして有村は「人生の繰り返しって、出会いと別れでもあるじゃないですか。そのさよならにはちゃんと意味があって、どこか感じ方を変えれば世界は一気に明るくなって、そうすると素敵な言葉や人に出会えたり、強く生きていける。この物語をみて皆それぞれが一生懸命に前に進んで生きていく、生き様みたいなものが観てくださる人に届いて、それが勇気をもらったり、背中を押せるような作品になったらいいなと思います」。
坂口は「“死”っていうものがあったとしたら、その死を乗り越えてってよく言うじゃないですか。でも乗り越えなくていいって思う。受け入れるっていうのがすごく僕の中では近い言葉で、過去はどうしても美化されてしまうけど、美化していけばいいと思うんです。