「50-50」まさかの『新語・流行語』年間大賞逃す ここ10年で「神ってる」や「村神様」など野球関連が5度受賞も
『2024ユーキャン新語・流行語大賞』発表・表彰式の模様(C)ORICON NewS inc.
2024年に最も話題を集めた言葉を決める『現代用語の基礎知識 選 2024ユーキャン新語・流行語大賞』が2日に発表され、「年間大賞」に今年1月期に放送されたTBS系金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』が選出された。
21年は当時エンゼルスだった大谷翔平の「リアル二刀流/ショータイム」、22年はヤクルト・村上宗隆を称えたワード「村神様」、23年は阪神タイガースのスローガン「アレ(A.R.E.)」が大賞に輝いていたが、4年ぶりに野球関連の言葉以外からの選出。また、16年の「神ってる」、15年の「トリプルスリー」とここ10年で5回も野球関連が大賞となっていた。そんな中、1打席ごとに速報されるなど過去の大賞に選ばれた言葉以上に注目が集まった大谷翔平(ドジャース)の「50-50」が今年の『年間大賞』の本命とされたが、まさかの受賞を逃すこととなってしまった。
TBS系「金曜ドラマ」枠で放送された『不適切にもほどがある!』は脚本を宮藤官九郎が務め、主人公を阿部サダヲ、娘役を河合優実が演じた。1986年と2024年をタイムスリップしながら、コンプライアンス社会をストレートに批判するのではなく、時代や世代、個人間にギャップがあるのは当たり前で、どんな時代でも差異を否定しあうのではなく、差異の存在を前提に話し合いを重ね共通解を探るというテーマだった。